「MWC2015」速報!平均点の塊HTC「One M9」最新レビュー!
スマートフォンの世界イベント、「MWC2015」で、台湾メーカーのHTCが新フラッグシップのスマートフォンを発表しました。前回の「M8」はとても評判が良かったこともあり、最新作も期待されていた端末です。では「M9」がどんな進化を遂げたのか、どころが心をくすぐるのかレビューしてみます。
あらゆる点で平均点を満たしている「M9」
流行の5インチサイズ、スタイリッシュなアルミボディとして新登場した「M9」です。ちょうど一年前の2014年3月に発表された「M8」からの後継モデルですが、まずデザインの面での大きな変更はありませんでした。わずかにサイズは小さくなり、わずかに厚みは増し、わずかに重さは軽くなりました。ただ、側面にゴールドが配され、近代的な2トーンになり、より洗練された印象になった気がします。
スペック面で最も進化したのはカメラ性能でしょう。今までの独自の「UltraPixel」方式をやめて、2000万画素に変更しています。インカメラも性能が高いので、海外端末としてはかなり高いカメラ性能といえそうです。
さらに「Oneシリーズ」の特徴であるステレオスピーカーも強化されており、カメラとしても音楽プレイヤーとしてのバランスの良さは健在です。こちらも独自性を貫いていたユーザーインターフェイスもヴァージョンがあがり、写真編集や画像検索の機能は着実に良くなっています。
新機能としては、位置情報から関連性の高いアプリを紹介する機能、さらにお気に入りの写真から自動的なテーマを選択してくれる機能が追加されています。多種多様な用途があるので、バッテリー持ちが心配されますが、2840mAhで、通話時間は最大25.4時間、スタンバイ状態の使用なら402時間と安心できる範囲だと思います。
このように十分なデザイン性とスペックを備えている「M9」ですが、少し気になる部分もあります。それは、「すべてにおいて平均点である」ということです。5段階の通知表があるとすれば、この「M9」は「オール4」といえるかもしれません。確かに優秀ですが、飛び抜けたものがないとも言えます。
アルミボディのデザインは洗練されていますが、「iPhone」を突き放すほどではなく、カメラ性能も高くて美しい映像を撮れますが、他のメーカーでも同じ性能を持つものはあります。スペックも外観もきっちり仕上げてきましたので安定感はありますが、「オール4の安定」を「ウリ」と見るか「没個性」と見るかで評価は分かれるでしょう。
HTCは毎年毎年進歩はしていますが、毎年おしいところで終わっている感があります。
あと懸念すべき、プロセッサの「Snapgragon810」の発熱問題。モンスター級の性能がありますが、そのぶん本体が悲鳴を上げる側面もあります。「MWC」のときでも、かなり端末が熱くなっていたという話が出ています。もちろん発表会では多く人が使用するフル稼動なので、一概にはいえませんが、日常で使う面でどの程度耐え得るかは今後の情報が待たれます。
それでもここまでスペックや機能をバランスよく持ち合わせていて、かつオシャレな端末はHTCならではの味なので、快適に使える方はとても多いと思います。
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